岩井美菜子: はい、それでは快適ステイ、キャストの皆さんと座談会でございます。イエーイ
一同: イエーイ!
岩井美菜子: 稽古が佳境に入ってきた中、お時間いただいてありがとうございます。
キャスト、今回7名なんですけれども、7名のうち、今回はですね、劇団人間嫌い本公演初参加の4名に来ていただいております。
それでは早速なんですけれども、皆さんの自己紹介と役柄の説明いただいてもいいでしょうか。
桜田実和: 桜井まい役の桜田実和です。えー、役の説明?えーと、 えー、まいちゃんは、
あの、コラムニストのアオイ先生のマネージャーをしておりまして、 愛の大きな真っ直ぐな人間です!
はい。はい、ありがとうございます。
今井未定: アオイ役の今井未定です。えっと、私は超遅筆のコラムニストというか、
エッセイストになりたいコラムニストをやっております。 なんて言うんだろう。文筆業?を営んでおります。
井澤佳奈: はい。今、苗字ないよなってなったんですけど(笑)
岩井美菜子: 苗字ないです。
井澤佳奈: なんの役…大学4年生のアルバイトで。先輩の出張についてく役です… うまく言えない。
そうですね、はい、なので、頑張ります。
一同: (笑)
桜田実和: 何をとは言わない(笑)
あべまな: えー、清水役のあべまなです。清水は下の名前がないんだ。
清水はユウちゃん(井澤さんの役)のバイト先の先輩で。えー、キラキラ女子みたいです。
一同: (笑)
岩井美菜子: キラキラ丁寧女子(ボソっ)
あべまな: あっそうだ、すいません(笑)
岩井美菜子: 今回、4名様。
一同: 4名様(笑)
岩井美菜子: 今日参加の4名様。人間嫌いの本公演に初参加ということなんですけれども、 稽古これまでやってみていかがでしょうか。
あべまな : 明るい雰囲気でみんなで意見出し合える現場だなって思うので、だいぶ楽しい稽古場ですね。
岩井美菜子: あー!嬉しい!
井澤佳奈 : しゃべりすぎちゃいますね。
一同: (笑)
井澤佳奈: 喋らせてくださるから、喋りすぎちゃうなって帰って反省してる。
関係ないこと喋りすぎじゃないかなって(自分が)だから、オイって思ってまーす。
桜田実和: 確かになんか、1個の事から派生してすんごい話が膨らむ。
何の話だっけ?ってなって。戻してくれた時に、違う話やったやんって。
一同 : (笑)
岩井美菜子: 未定さんだけは、短編で何回かご一緒してて、本公演は初めてみたいな感じなんすけれども、
今までと本公演での違いってありますか?
今井未定: 人がまず多いな。
岩井美菜子: (笑)
今井未定: っていうのもあって、前は美菜子が 筆頭になって、美菜子と楽しいみんなって感じだったけど、
本公演だと制作さんとか他に関わりがある。 なんかやっぱもっと大きい規模のチームなんだなっていうのは感じてて、
いいとか悪いとかじゃなくて。 でも、全然、なんか、過ごしている時間は 変わらないっていうか、
その時間の良さってのは…うん、変わらないかなっていう。
創作に対する時間の質っていうのは変わらない。すごくいい現場だなとはいつも思います。
岩井美菜子: ありがとうございます! そうですよね。なんか、それこそ同世代の女の子だけで集まって、
私含めて8人とかで稽古してたら、なんか女子会みたいだなっていつも思ってます。
桜田実和: 確かにー
ービジネスホテルについてー
岩井美菜子: 今回、舞台がビジネスホテルということで。
とある東京のビジネスホテルのシングルルームを舞台に話がずっと進んでいくわけなんですけれども。
皆さん役者さんということで、 いわゆるビジネスマンとは違う生活を送られてると思うんですけれども、
ビジネスホテルに縁やゆかりはございますか?
あべまな: ビジネスホテルは私が昔あの、空手で全国大会に回ってたことがあったので。
岩井美菜子: え!?空手の全国大会!?
あべまな: その時はビジホでしたね。なので全国のビジホに違う意味で行ってるかもしれない
桜田実和: ビジホは…いつもゲストハウス使っちゃうから、あんま行かないんですけど。
岩井美菜子: あー、旅行するときはね
桜田実和: でも1回だけ泊まったことがあって、友達が名古屋に用事があって、先に行ってて、
そこに後から合流するって時に泊まった場所がビジホで、 友達はその女性階に泊まってて。
私は後から部屋を取ったから、違う階になって、友達が私の階に夜だけ遊びに来て帰るっていう修学旅行みたいな。
井澤佳奈: まだビジホって意識したことがなくて。
ビジホに泊まったんだってあんま考えたことが、それこそ今回出るまでなくて。
今年広島行った時に泊まったホテルは。あれは確かにピッと押さなきゃ、 エレベー ター乗れないし、
お部屋の大きさもここんな感じだし(今回の舞台)、アメニティ、 確かに1階のエレベーター前にいっぱい置いてあったし、ビジホか。ってなりました。 ビジホだと思って予約とってなかったけど。
なんかこう、結構直前に取っちゃうから、迷った結果直前にしちゃったり。 今、ホテル代金毎日こう、
見てたら永遠に決められなくて、 でポチってして、あ、じゃあビジホだったかな。って思いました。
岩井美菜子: 確かに、なんか今ビジネスホテルもいろんな言い方しますもんね。
コンパクトホテル、都市型コンパクトホテルみたいな言い方とか、
桜田実和: 初めて聞いた。
岩井美菜子: なんかその、多分いいイメージがあんまないからビジネスホテルみたいな言い方に対して、
サラリーマンの営業のおじさんが使うみたいな感じになっちゃうから、 若い女の子の1人旅でもいいんだよとか、
いろんな使い方ができるよみたいなアピールとして、 でもその高くないよ、みたいない言い回しとして多分、
いろんな言い方を割と今作ってて。
桜田実和: なるほど。
岩井美菜子: ビジネスホテルって銘打たない。みたいなところが増えてるような感じはちょっとしますね。
今井未定: 私は普通に使う。
岩井美菜子: あー、ほんとですか。
今井未定: 1人旅には行くので、 この間も1人で新潟に行った時にはビジネスホテルで、大浴場と、
朝食ビュッフェがついてるとこじゃなきゃ嫌なので。
岩井美菜子: あー、大事ですよね。朝食ビュッフェ!
今井未定: この2つは欠かせないですので。ま、大浴場で泳いだりとか。
岩井美菜子 :泳ぐ?(笑)
今井未定: そう、人いない時はパァーって。
岩井美菜子: 膝やられん?
今井未定: あと朝食。それは本当マスト。私の中でビジホを選ぶなら。
あべまな: 朝食はいらない。
今井未定: いらないの!?
岩井美菜子: 私も朝食いらない派なの。
井澤佳奈: なんか場所によるけん、ただ泊まるだけならいるかもしれないけど朝食を食べに行くのが楽しみ
岩井美菜子: そうなんだ。
井澤佳奈: わかる。予約して行きました。
岩井美菜子: 予約して!?
今井未定: 何を予約したの?
井澤佳奈: 京都の時は朝食を予約しました。
桜田実和: すごい!
井澤佳奈: おばんざいが出て、
桜田実和: あー!おいしいやつ!
井澤佳奈: 朝そのために、ちょっと歩いて散歩してご飯食べるみたいなのを。
普段結局忙しくてやらないことをやりたくなっちゃう。
井澤佳奈: だから、朝食を食べに出る。朝食なしでよく探すか。ある分高くなっちゃうから。
あべまな: 泊まる分だけにして、ちょっと安く。
井澤佳奈: そうです!
井澤佳奈: あとアレルギーもあるから、自分で決めたい。
岩井美菜子: 確かに。うん。
あべまな: なんかご飯が超豪華なところもあれば、あのー、すごく、あのー、な、なんて言うんだろう。
バイトさんが作ったんだろうな、みたいな。
岩井美菜子: (笑)
井澤佳奈: わかんないし。朝食付きだけだと何が出てくるか。
岩井美菜子: 意外と高いしね。1500円とか取られるじゃないですか。
井澤佳奈: そう、よく見るとアリとナシでそのぐらい違う
岩井美菜子: 5、600円だったらまあって思うけど。 意外と取られてるからっていうのは確かにあるかもしれない。
でもなんか テンション上がりますよね。ビジホの朝食ビッフェ。
あべまな: 人のお金だとつけちゃう 。
一同: (笑)
桜田実和: 人のお金だとね(笑)
井澤佳奈: ね。確かに楽だし。うん。
ー自分のご機嫌の取り方ー
岩井美菜子: 今回は作品のテーマの中の1つとして、自分のご機嫌を自分でとってるみたいなシーンが
結構色々いろんな形で出てくると思うんですけど、 皆さんってどんな方法で自分のご機嫌とりますか。
井澤佳奈: 最近1人で外食
一同: おー。
岩井美菜子: あーでもやっぱ食べるっていうのは定番ですよね。自分のご機嫌取ろうって時に。 何食べてるんですか?
井澤佳奈: 私は、最近ずっときしめん食ってます。
岩井美菜子: きしめん!?
桜田実和: まだ食べてる(笑)
井澤佳奈: まだ。って言われた(笑)
あべまな: 1か月くらいたってるよね
岩井美菜子: 1か月きしめんを食べ続けている?
井澤佳奈: 稽古前に食べてくることが多くて。
今井未定: えーなんだっけ?もり…なんて言うんだっけ。
井澤佳奈: 箱盛り
岩井美菜子: なになに?どういうこと、どういうこと?(笑)
井澤佳奈: 2倍の量のことを箱盛りって言うんですけど、箱でくるんですホントに。
岩井美菜子: へぇー!
井澤佳奈: それを稽古前だとなんか4時とかに食べるんですよ。だから、店内ががら空きなんですよ。がら空きの中で、
箱盛り!って言って、 秒で出てくるのを丁寧に食べるっていう 。
結構飲んだりとかするようになって、やっぱお金かかるじゃないですか。
1回誰かと食べたり飲んだりして3000円ぐらいすると思うと、 そういうつもりで飲まずに美味しいご飯をちょっと高めに食べる。
一同: あー。
井澤佳奈: で、1人の時間を楽しむ。1人でご飯食べながらいろんなこと考えてるのが、 ご機嫌取ってるかもしれない。
桜田実和: ちゃんとご機嫌取れてる!
井澤佳奈: なんかご機嫌取ろうと思ってやってるじゃなくて、気づいたらやってました。 結構その時間好きかもって。
岩井美菜子: ありがとうございます。
あべまな: 私は居酒屋行って、あのー、つまみ系好きなんですよ。 白子とか馬刺しとかめちゃくちゃ高いやつ。
岩井美菜子: おいしい。
あべまな: それを食べながら、地酒、日本酒売りのところ行って、 netflixでアニメ見ながら1人で飲んでます。
今井未定: 外で?
あべまな: 外で外で
岩井美菜子: それやったことない。
あべまな: 最近は遊戯王がマイブームで、遊戯王見てると横のおっさんが覗いてくるっていう。
一同: (笑)
あべまな: おっさんと二人で飲みながら遊戯王見るっていう(笑)
岩井美菜子: 1人で飲んでて(笑)
今井未定: それはむしゃくしゃした時も?
あべまな: いや、なんだろう、普通に仕事行って帰って、今日飲みたいなって思った時の贅沢みたいな。
今井未定: あーいいな。
あべまな: 1週間頑張ったし!みたいな。
井澤佳奈: ちょっとグレードアップして今度真似してみます。
あべまな: きしめんから
一同: (笑)
岩井美菜子: いいけどね。箱盛もね。うどんって適当に食べちゃうもんね。
忙しい時にバーって食べて、なんか食べたかどうかわかんない食事みたいになっちゃうから、 いつも。
井澤佳奈: お店入ってメニュー渡された瞬間に開けずに、「あの、鴨汁きしめん箱盛りで」 って
桜田実和: すごい
あべまな: こだわりが。
岩井美菜子: 常連感(笑)
桜田実和: 喫茶店に行ってクリームソーダ飲むのが好きだから、それがご機嫌取りです。
どこ行ってもクリームソーダ絶対1回飲みます。 好きな映画でクリームソーダが出てくるシーンがあって、
わざわざ舞台になってた喫茶店に行きたくて群馬まで行きました。
↑桜井役 桜田実和
岩井美菜子: えー!!
桜田実和: 群馬の前橋にその喫茶店があって、どうしても行きたくて、旅行のついでに。
桜田実和: 喫茶店のおじいちゃんおばあちゃんの様子を見たり喋るのが好きだから、
さっきもちょっと時間あって喫茶店に行ってて、台本読んでお会計するってなったら、 おばあちゃんに
「お勉強してたの」って言われて 「そんな感じです。」「暗かったでしょう」 とか、そういう会話が生まれるのが好きで。
あべまな: ずっと未定さんが引いてるんだけど
岩井美菜子: 私より絶対人間嫌いな方です(笑)
今井未定: 機嫌を取るっていう時点でもうもう無理なんですよね(笑) その機嫌を取らぜるをえないっていうのが。
だから、もうそんな外で何かをする気力がなくて、そもそも家にいたい、部屋から出たくない。 もうさっさと帰って。
まず早く横になって。twitterをずっと見るのが。うん。なんだろう。 そうして時が過ぎるのを待つ。
↑アオイ役 今井未定さん
一同: あー
岩井美菜子: 時間が経てばイライラしてるとか怒ってるのも落ち着くしっていうことか。
今井未定: そうそうそう。なんか自分からアクションをして、プラスの要素を取り入れたくなくて、
マイナスの状態からちょっとずつ体力の回復を待つみたいなもの。
あべまな: なるほど
岩井美菜子: でも確かにそういう意味で言うと、割とアクティブだもんね。 みんなのご機嫌の取り方がすごく。
井澤佳奈: 全く逆。家で1日何もしない時間が苦しい。
岩井美菜子: 今、未定さんが覗き込みました。かなちゃんの顔を(笑)
井澤佳奈 : 朝何もないなって日くるじゃないですか。12時とかに起きちゃって。 あ、まず午前中無駄 にしたなって思って。 でもなんかもうどうしようもないなって思って、でも今日1日でないことがオフだからって
思ったんだけど、結局なんか寝っ転がったままnetflix見て あ、やばい夕方だって言って、あ、ご飯とか。
そういう時に限って、親にご飯作っといて とか言われて、ご飯作って、あ、もう夜だ。あ、全然なんもしなかった。
どうしよう今日何もしなかった私!っていう落ち込みになっちゃうんですよ。 何もしなかった自分に落ち込んじゃうんですよ。
回復しないんです。逆に。
今井未定: その、自分の機嫌は自分で取るって言葉はなんか、
置かれた場所で咲きなさいと同じくらいな加害性を持つ言葉だと私は最近思ってて 。
岩井美菜子: あー、うんうんうんうん
今井未定: 他者によって傷ついた機嫌の悪さとかもあるじゃないですか。 大体がそうだったりするじゃない。
それをなぜ私が私でリカバリしなきゃいけないの!?っていう。
一同: あー。
桜田実和: なるほど。
今井未定: だからなんか結構、割と加害性のある言葉かなと、自分の中ではね。
岩井美菜子: いや、わかるわかる。すごくわかる。
今井未定: そういうことを言える人に限って、安定してるっていうか、 何かが安定してる人だったりするじゃない。
井澤佳奈: 確かに
今井未定: 環境であったりとか、金銭面であったりとか、その、なんだろう 明日の心配をしなくていい人とかさ。
MPがそもそも大きい人とかいる。結構、多分私が少ない方だと思ってるから、 どんなに楽しいことをしてても、
結構減っちゃうし。 とりあえず、なんか横になって時を待つっていう、これで過ごす毎日。
あべまな: 私もお酒飲むのは日々の疲れで、 他者から受けたストレスは他者で発散してるところあるんですよ。
友達とかにぎゃー!って(笑) 友達もどうぞって言ってくれて。
なんでこんなに騒いでる私のことこいつまだ好きなんだろうってふと思ったり、みたいな。
井澤佳奈: 羨ましいかも。 自分、他者に発散できない。
lineとかもできないし、電話もできないから、それこそ1人で待つ。
いろんなことをやることで忘れて待つみたいな方にするから。でもそっちが憧れる。でも電話できない友達とか。
あべまな: すぐ電話しちゃうから、もういろんな人
桜田実和: すごいいいね。
あべまな: じゃないとなんで出ないんだよ!って言いだします(笑)
一同: (笑)
桜田実和: 言える友達には言うかも。擬音が多くなるらしくて、ぎゃーとか打つと、 どうした?大丈夫か??みたいな。
電話できますか?って電話して、電話線が焦げるぐらいなんか色々言い合うみたいな。
一同: (笑)
あべまな: ね、そんな感じ。
岩井美菜子: 自分のご機嫌取れる女いい女みたいな風潮がでかすぎて、 いやいや、どういう理由で、どのようにして、
どのぐらい その気分を害されたかによるよなっていうのは、とても私も思うところだったりはしていて。
今回の作品でも、自分のご機嫌とるとかしゃらくせえよ! みたいな方向性の作りだったりはしてますね。
ー今回もオリジナル衣装が!ー
岩井美菜子: 今回ですね舞台になってる、ビジネスホテルの備え付けの寝巻きというのをですね、
なんとオリジナルで作成中ということでございます。
一同: やったー!
岩井美菜子: 今回の出演者の井澤佳奈ちゃんが作ってくれております。
あべまな: え、そうなの!?
岩井美菜子: そうなんです、縫ってくれてるんですよ。
今井未定: すごいね!
井澤佳奈: 今からちょっとギアあげますけどね。やばくなったら稽古場にミシン運んできます。
一同: (笑)
桜田実和: 着ますもんね未定さんはね
今井未定: 着るー!
桜田実和: いいなぁ
岩井美菜子: 未定さんはそうですね。最もこの舞台のホテルに慣れ親しんであろう人物にはなるので。
今井未定: 大浴場ついてんのかな。
一同: (笑)
桜田実和: 大浴場はどうですかね
井澤佳奈: 題名にはなかったですね
今井未定: 朝食はついてるから!
桜田実和: 朝食はついてるからね
岩井美菜子: 7150円。例えば1か月住んでたらいくらなんだ?20万ちょっと。 20万で、wi-fi付き、高熱費込みで朝食付き。
掃除も勝手にやってくれて、で、セキュリティばっちりで、って思ったら、 悪くないんじゃない?生活環境によっては
とか思っちゃうんですけど、
あべまな: 汚い家にいるよりマシかもしれない。
岩井美菜子: なんだかんだ、お金かかるじゃないですか、wi-fiで月1万ぐらい取られてとか
セキュリティもちゃんとしたとこに住もうと思ったらとか、 ゴミ捨てとかも部屋の前に置いときゃ勝手にやってくれて、みたいな。
まあ、高いですけどね。高いは高いけど。
今井未定: 1回マジでやりたいね。30連泊をやってみたい。
一同: えー!
今井未定: 家好きだけど、でも家のものを何個か持ってけばいける。
桜田実和: 確かに確かに
岩井美菜子: 私7連泊ぐらいまでは結構やったことあって、去年までとかって、旅行支援とかで 結構安くなってた。
なんだかんだ実質半額みたいなことが結構あったんで、 去年、一昨年と、家が遠いっていうのもあって、
本番期間とかその前の1週間で、 家帰りつつまぁ7日ぐらいみたいなのを多分もう4、5回やってて。
井澤佳奈: すごい。え、服は?
あべまな: ホテルについてる洗濯機で洗う?
岩井美菜子: そうそう、だから自分の今着てる服と、もう1着ぐらいしか持ってかないで。
桜田実和: えー、すごい。
岩井美菜子: キャリー1個で行ってみたいなのを結構やってて。 でもやっぱ 小屋入り中忙しいじゃないですか。
集中稽古期間とかでもどんどん荒れてくんですけど部屋とか、でも帰ってきたら 真っさらなシーツになってんですよ。
一同: あー!
岩井美菜子: ちょっと嬉しいです。やっぱ
桜田実和: 確かに。
岩井美菜子: ふかふかのシーツちょっと嬉しい。みたいなのはあったりして、意外と悪くないなと思っつつ。
なんか安い時とかはやったりしますね。
桜田実和: ホテル泊まる時って、あの、ペラペラ使います?ペラペラパジャマ。
あべまな: え、何着てます?逆に。
井澤佳奈: 持ってきます。泊まりだったらスウェットとか持ってく。
あべまな: 荷物が増えちゃうの。
井澤佳奈: 荷物増えちゃいます。
一同: (笑)
井澤佳奈: 1泊2日の時に、最近はリュック一個で行くんですけど。キャリーケース持ってなくて。
1泊2日なのに、服が好きだからか、なんか寝間着になれそうな上下を。
桜田実和: すごい。
井澤佳奈: 3泊4日できちゃうぐらいの服を持ってかないと気が済まなくて。
桜田実和: それはかさばるね
井澤佳奈: そうなんです。で、帰りお土産増えるからここに荷物下げて、 ここにバッグやってここに爆弾抱えながら。
一同: (笑)
井澤佳奈: あ、荷物の事ですよ
桜田実和: タオルも持ってくの?
井澤佳奈: 持っていきます。バスタオルになりそうな中くらいの
桜田実和: それはなんで?
井澤佳奈: ないかもしれないなって
桜田実和: あるだろ!ホテルは!
一同: (笑)
岩井美菜子: でも私もそういう意味で言うと、ホテルのパジャマの種類によって持ってきます。
浴衣みたいななんかペラペラのに帯巻くだけとかだったら嫌なんで、そういう時は持ってくし。
でもね、今回のホテルも一応上は上下分かれてるワッフルパジャマ。 ちょっと高級なやつを用意してるんですけど、
そういうのだったら、持ってかないです。
桜田実和: 確かに。
岩井美菜子 : どういうスタイルなんだろうっていうのは、確認して持ってくかな。
今回は快適ステイなんで、ワッフルパジャマがどうしても欲しくて。
色々相談した結果、かなちゃんと一緒に作っておりますっていう感じですね。
ー今回、宮城弁に初挑戦の方がー
岩井美菜子: 今回ゆうちゃんと清水さん(井澤さんとあべさん)のお2人はね、宮城 から出張で東京に来ていると。
だから普段は宮城に住んでるよっていう役なんでございますね。 宮城弁どうですか?
あべまな: どうですか?(井澤さんに)
井澤佳奈: うあぁー!
ちょっと正直、なんで宮城の出身なんだ…って思って。
↑清水役 あべまなさん(左) ユウ役 井澤佳奈さん(右)
岩井美菜子: 宮城になった理由としては、あべまなさんが宮城出身だからです。
井澤佳奈: 最近ずっと関西だったんで、関西弁の方がまだ行けんじゃないかって思ってて、
結構わかんない。 永遠に馴染まないです。
あべまな: あー、そうなんだ。
井澤佳奈: 喋ってても馴染まなくて、でも喋ってるの聞くと、あー確かに共通点あるなって思う。
岩井美菜子: 私もそれこそ半分取材、半分逃亡として宮城に行ってきたんですけれど。
一同: (笑)
岩井美菜子: 宮城弁むずいですよね。
井澤佳奈: むずいです! よくわかんないっていうか、みんなわかって使ってなさそうなところが1番わかんない。
あべまな: 確かに法則性は全然わかってないわ。
井澤佳奈: それこそこの間、京都行った時に大阪の人と飲んだ時すごい熱く語られて、関西弁を。
関西はこうなんや!みたいなこと言われて。いや言わんでしょ!みたいな感じで すごいトークしたんですよ。
そういうのね、あんまなさそうですもんね。
あべまな : なんかあの、なんだろう、 自分たちに比べて青森の方がきついみたいな。
一同: あー。
あべまな: 自分たちよりあいつらの方がなまってる!みたいな。
一同: (笑)
あべまな: 県民同士で「自分たちの方が都会だ」みたいな。
自分たちが標準語だってみんな主張してるけど、全員標準語じゃないっていうことはある。
あべまな: 地域ごとに結構訛りの特徴も違うから、実は難しいんですよね。
岩井美菜子: なんか外国語っぽいなっと。 語尾が変わるとか、言い回しやイントネーションの変わる以上に、
なんか発声の仕方若干違くない?みたいな感じがしていて、ちょっと鼻にかける感じというか、 鼻濁音が増える感じが。
一同: あー。
岩井美菜子: なんかその、ちょっと発生を勉強する感じが、まるで外国語を勉強してるかのようだな、
みたいな気持ちがちょっとあって。
井澤佳奈: (自分の)台本にわけわかんない記号が書いてあって
一同: (笑)
井澤佳奈: 付かないひらがなに濁点つけてたりとか
あべまな: あー
桜田実和: 難しいそれ
井澤佳奈: なんか濁ってるみたいなのありますね。
あべまな: 「の」とかに濁点つける
井澤佳奈: の
あべまな: の゛
井澤佳奈: の
桜田実和: フランス語とかみたい(笑)
井澤佳奈: あとなんか聞いてると方言がそうなのかわかんないけど、敬語の時は使わない。 みんな標準語になるっていうから、
やっぱ先輩と後輩の関係だから、敬語が多いから、 敬語の時は、ギリ標準語だけど、
ちょっと砕けた時に、ちらっと出ちゃうんだ方言が、みたいなのが難しいですね。
岩井美菜子: 勉強活動中でございますが、でもやっぱ方言入るだけで、ここ東京だったんだって意識が 急に芽生えるというか。
東京だとね、標準語で話すのは当たり前だし、どこかの方言聞くことってあんまりないけど、
その表現が入るだけでここは東京なんだなみたいな意識がすごい急に芽生えるので、
なんかすごい深みがあっていいなと勝手に思っております。
あべまな: 私はね、生まれたままに喋ればいい。
一同: (笑)
井澤佳奈: なんだよ!神奈川だって方言あるにはあるんだから! じゃんじゃん、じゃんじゃん言うからね!…失礼しました。
一同: (笑)
ー読んでいただいている方々に一言ー
岩井美菜子: 最後ですね、皆さんちょっと一言ずつ、意気込みというか、 なんかそういったものをいただけたらと思います。 どなたからでもいいですけど。
一同: ・・・・・
あべまな: …ユウちゃん(井澤さん)なんかある?
一同: (笑)
桜田実和: 怖い先輩だ(笑)
井澤佳奈: 緩やかに…
毎回思ってはいるんですけど、あ、全然やったことない役だなって 毎回思いながらいろんな役をやってるんですけど。
今回も思いつつ 初方言やってみつつ、でもなんか自由度が高い。
スペースはホテルだけど、 私の自由度は高いなと思っているので、 色々楽しいことができたらいいなって思っております。
頑張ります。 はい、じゃあ、未定さん。
今井未定: 指名制じゃないの!?あっち(あべさん)じゃないんですか!?
えっと、前回の短編の人間嫌いに引き続いて、物書きの役なんですけど 私はもの書いたことがないんですけど、
なんかクリエイターみたいなね、感じが、雰囲気があるのかなみたいな。
岩井美菜子: 私の中では、太宰治みたいだなって思って。
一同: (笑)
今井未定: 褒めてる?
あべまな: 心中するってこと?
今井未定: でも、最近この何年かでいただいた役で1番難しくて、なんか怒られながら頑張ってます。
岩井美菜子: 怒られてる!?(笑)
今井未定: すごい難しいけど、なんか自分じゃないものになるよりも、自分の中から エッセンスをこう、キュ!って出して
瞬発力つけなきゃいけないなって感じはあるなと思います。頑張ります。
岩井美菜子: ありがとうございます。
あべまな: じゃあ責任とるか。
井澤佳奈: (笑)
あべまな: 結構私、普段は供っぽい役の方が多くて
一同: えー!
あべまな: もう周りから可愛がられて生きてるみたいなが役が多い。 逆に大人っぽい役って結構初めてで、
ほどいい年頃の役をいただいたなと思い、 こんな一面もあるんだなと自分に気づいたりもして。
岩井美菜子: めちゃめちゃ似合ってますけどね。
あべまな: だからまぁ、新しい発見しつつなんですけど、頑張っていきます。
桜田実和: えーっと、私以外のみんなおのれがホテルに泊まることを目的としてホテルを利用してるけど、
私だけは先生(今井さん)のために行っていて。 みんなとは異質なホテルとの関わり方だったりしているので、
そこはなんかちょっとうまくつかんで出せたらなと思っているところではあります。
櫻井はすごく自分のことも多分ちゃんと愛せてるし、人のことも愛せてる人間だと思うので、
大好きなアオイ先生とともに頑張りたいと思います。
岩井美菜子: 皆さん、稽古佳境の中参加していただきありがとうございました! 快適ステイ、どうぞよろしくお願いいたします。
次回は劇団人間嫌い常連組の座談会をお送りいたします!
お楽しみに!